宿便に効果的な断食、その理由と具体的な方法とは?

どんなに健康な人でも、腸内に3〜5キロ溜まっているといわれている宿便。すっきり出しきるには、どうすればいのでしょうか?様々な方法がある中で、自宅でできてかつ効果的なのが断食です。正しいやり方を実践しないと健康を損ねてしまうこともあるので、安全に手軽にできる断食方法をご紹介します。

 

なぜ断食が効果的なの?

宿便を出すのに、どうして断食が効果的なの?という疑問を抱いたことはありませんか?便を出すためにはたくさん食べたほうがいいのでは…と考えるかもしれませんが、断食には意外な効用がたくさんあります。

老廃物や毒素を排出する

断食をすると、体が消化・吸収モードから排泄モードに切り替わります。私たちの体は、消化・吸収・排泄を絶えず繰り返していますが、断食によって食べ物が入ってこないため、消化・吸収を行う必要がなくなります。

 

そのため、体が排泄に専念できるというわけです。体が排泄モードなら、体内に長期間溜まっていた老廃物や毒素もまとめて排泄されます。体内の老廃物や毒素が減ることで、吹き出物や肌荒れが減少するといううれしい効果も期待できます。

内臓を休ませることで免疫力アップ

断食を行うことで、胃や腸など消化器官を十分に休ませることができます。そうすると、体は消化に使うはずだったエネルギーを、体内の組織を修復させたり、ほかのことに使えるようになります。

 

結果、免疫力もアップします。現代人は、ただでさえ外食や脂っこい食事などで胃に負担をかけています。断食を行うだけで、消化器官を休めることができるので、心身の爽快感を感じることがあります。

 

消化系が弱っていることで便秘になっていた方も、断食によって活力を取り戻し、スムーズな排泄が促されます。

血液中の脂肪分が減り、血流アップ

現代人の食事は、脂っこいものが多いため、栄養不足よりも栄養過多になりやすいです。とくに脂肪分を多く含んだ食事を好む人は、それだけ血液中の脂肪分も多く、コレステロール値も高くなりがちです。

 

断食することによって、脂肪分の摂取がなくなるわけですから、血液中の脂肪分も減り、コレステロール値を下げる効果が期待できます。血液がサラサラになれば、血流もよくなり、全身の血の巡りがよくなることで健康が促進されます。

具体的な断食方法とは

宿便を出すために行う断食は、プチ断食といって週末だけ行うものです。平日に行って、万一体調を崩したときに十分な休息をとることが難しく、危険だからです。休日に断食をすると、激しい運動を控えるなど、体の調子に合わせて休息をとることができ、安全に続けていくことができます。

 

また、長期間にわたって自己判断で行うと、体調不良を引き起こしてしまうこともあるため、宿便を出すために行う断食は、あくまで軽いものにしてください。

 

プチ断食は3日間かけて行いますので、週末に取り組みやすい内容になっています。ここでは具体的なやり方をご紹介します。

断食の前日

断食を行う場合は、前日から量を減らして胃を慣らすことから始めます。朝食・昼食はいつも通りに食べ、夕食を半分程度に減らします。飲酒は控え、水分を多めに摂取し、就寝する3時間以上前には済ませておきましょう。

断食当日

断食当日は、水以外のものは口にしません。どうしても水だけではつらいという場合、紅茶や薄味の野菜スープなどは摂ってもかまいません。体が消化ではなく老廃物の排泄に専念できるよう、なるべくカロリーのないものが望ましいです。激しい運動は控え、家の中で読書や音楽鑑賞など、ゆっくり過ごしましょう。

断食の翌日

断食後は、いきなり普段の食事に戻ってはいけません。体が驚いて拒絶反応を起こし、人によってはじんましんなどが出る恐れがあります。おかゆなど、胃にやさしく消化しやすいものを食べてください。このとき、ゆっくり食べるようにすれば、さらに胃に負担をかけずに済みます。朝〜夕食とも腹八分目までにとどめてください。

断食の注意点

断食を始めると、体質によって頭痛や吐き気などの症状が出てくることもあります。多くは、好転反応と呼ばれるものなので、すぐに収まりますが、体に無理がかかると症状も重くなりがちです。体調を見ながら無理のない範囲で実施してください。

 

断食によって、宿便がどっさり出た場合、調子がいいからといって自己判断だけで何日も続けて断食するのは避けましょう。数日間なら問題はありませんが、1週間以上は危険を伴うので医師の指導が必要になります。

まとめ

宿便を出すもっとも手軽で効果的な方法は、断食です。体の調子に気を配りながら、まずは週末にプチ断食を行ってみてください。最初は慣れずに空腹がつらく感じるかもしれませんが、体が軽くなって心地よさを感じるようになります。

 

吹き出物ができにくくなった、体重が減ったなどのうれしい効果もあわせて体感できる人もいるでしょう。無理のない範囲で実践し、体内の宿便をどっさり出しましょう。