日本人の腸の長さはどれくらい?腸の長さと便秘の関係

日本人は腸が長いため、便秘になりやすいという噂があります。しかし、この説は研究の結果から根拠がないものとわかりました。日本人の腸の長さと便秘の関係は、欧米人に比べて日本人の方が便秘になりやすいという説から、広まったといわれています。

 

この記事では、腸の長さと便秘の関係についてまとめてみました。日本人と欧米人の腸の比較から、噂の真相も詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。

 

日本人の腸の長さはどれくらい?

人間のお腹の中にある臓器で、もっとも長いのは腸です。そして、日本人の腸の長さは個人差があるものの、大腸がおよそ150cm、小腸はおよそ6〜7mが平均といわれています。

 

さらに、腸の内壁を広げたとすれば、大腸の表面積は約100平方メートルでテニスコート半面、小腸は約200平方メートルでテニスコート1面分に相当します。これほどまで腸が膨大なのは、小腸と大腸の内壁には食べたものを消化・吸収するために、無数の突起物が存在しているためです。

 

日本人の腸が欧米人に比べて長いという事実はない

日本人の腸は欧米人に比べて長いという説がありますが、そのような事実は確認されていません。実際、2013年に日本内視鏡学会が発表した、50歳以上の日本人とアメリカ人をそれぞれ650名ずつ、合計1,300名に対して大腸3D-CT(仮想内視鏡)を使った研究結果で明らかになっています。

 

大腸の長さの比較は、日本人の平均が154.7m、アメリカ人は158.2mとほとんど変わらないことがわかりました。日本人が欧米人に比べて腸の長さが長いという説は、日本人は便秘になりやすいという話から、農耕民族と狩猟民族の食生活の歴史に関連して、俗説が広まったと考えられます。

 

腸の長さは身長や年齢が関係する

日本内視鏡学会の研究の結果から、日本人と欧米人の腸の長さはほぼ同等であることがわかりました。そして、日本人とアメリカ人に共通していえるのは、年齢を重ねるほどに腸の長さが長くなっているということです。

 

研究結果によると、50代の平均が日本人153.2cm、アメリカ人155.6cm、60代の平均は日本人155.2cm、アメリカ人159.3cm、70代の平均で日本人161.8cm、アメリカ人165.2cmというように、年代別の違いが明らかになりました。

 

腸の長さに個人差が出るのは、年齢の他にも身長などが関連しているのではないかと考えられます。

 

便秘と腸の長さの関係はほとんどない

便秘でお悩みの方の中には、「自分は腸が長いのでは?」と気にする方もいるのではないでしょうか。しかし、腸が長いと便秘になりやすいという話は、あくまでも仮説であり正確な因果関係は見つかっていません。

 

腸の長さは個人差があるため、腸が長いという人は確かに存在しますが、全体から見れば少ないといわれます。そして、便秘を起こす原因は、腸の長さよりも腸が正しく機能できているかということが、大きく影響します。

 

便秘になりやすい腸のタイプとは?

便秘になりやすい腸とは、内容物が移動するために重要な、蠕動(ぜんどう)運動が正しく行えていない腸のことです。蠕動運動とは、胃から直腸まで続く消化器管の収縮運動のことであり、口から体内にとり込んだ食品を消化・吸収しながら運び、便として肛門から押し出すために欠かせない働きです。

 

蠕動運動に問題が起きてしまう主な原因には、次のようなものがあります。

 

  • 運動不足による筋力低下
  • 偏った食生活や無理なダイエット
  • ストレスからくる自律神経の乱れ
  • 加齢による内臓の垂れ下がり
  • 便秘薬や下剤の副作用

 

蠕動運動が弱くなっている腸は、便がスムーズに移動できなくなり、腸に溜まって便秘を起こします。

 

日本人は肉食が向かないという説も根拠なし

日本人が便秘になりやすいという説には、腸が長い日本人に肉食は向かないという噂も付属しています。しかし、ご紹介してきたように日本人の腸が欧米人よりも長いわけではありませんので、日本人は肉食が合わないという説も根拠がありません。

 

ただ、肉食が便秘に影響することはあります。肉食中心の食事を続けると、消化に時間がかかるため腸に負担がかかることや、肉に含まれるたんぱく質が腸内細菌の悪玉菌の数を増やして、腸の働きが悪くなるからです。

 

腸の中には、腸内細菌の善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類が存在していますが、腸が正常に働くためには、善玉菌が優位になっていることが大切です。肉類の食べ過ぎで悪玉菌の数が増えてしまうと、腐敗物が溜まって有害物質を作りだし、便秘や下痢などの便通異常を起こしてしまいます。

 

蠕動運動を活発にするための食事法

便秘と食生活は深い関係があります。便秘でお悩みの方は、次のことをポイントに食事のとり方を見直しましょう。

 

  • 栄養バランスを考えて3食しっかり食べる
  • 善玉菌を増やす乳酸菌やビフィズス菌を含む食品を食べる
  • 蠕動運動を助ける食物繊維を食べる
  • 寝起きの空腹時にコップ1杯の水を飲む

 

便秘の改善と予防には、腸内環境の改善が重要です。腸の中で善玉菌の数が増えることは、腸本来の働きをとり戻して蠕動運動を活発にさせることはもちろんのこと、免疫機能を高めることから、体内に侵入してきた病原菌などから体を守る作用も強まります。

 

肉類に含まれる栄養素も体には欠かせないため、極端に避ける必要はありませんが、食べ過ぎは便秘のみならず大腸がんの発症に影響しますので、野菜とのバランスを考えて食べるようにしましょう。

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